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MAGICは、ラ・パルマ島の標高2,200mにあるロケ・デ・ロス・ムチャーチョス天文台に設置されている2台の大気チェレンコフ望遠鏡から構成されるシステムである。MAGICという名前はMajor Atmospheric Gamma-ray Imaging Cherenkov Telescopeの略である。MAGICは、チェレンコフ放射を用いてガンマ線から放出される粒子のシャワーを検出する。反射面の直径は17mと世界最大である。 1つ目の望遠鏡は2004年に建造され、5年間単体として観測を行った。2つ目の望遠鏡(MAGIC-II)は1つ目から85m離れた位置に建造され、2009年7月からデータの測定を開始した。2つはMAGICという立体望遠鏡システムに統合された〔"Technical status of the MAGIC telescopes", MAGIC collaboration, Proc. International Cosmic Rays Conference 2009, arXiv:0907.1211〕。 他の地上のガンマ線望遠鏡は通常、2-300 GeVのエネルギー範囲のガンマ線を観測するが、鏡面が大きいため、MAGICは50 GeVから30 TeVのエネルギー範囲のガンマ線を観測することができる。宇宙望遠鏡はkeVから数GeVのエネルギー範囲のガンマ線を観測する。 ==目的== 望遠鏡の目的は、次のような天体から来る光子を検出することである。 *活動銀河のブラックホールの降着円盤 *超新星残骸 *パルサー星雲、X線連星等のその他の銀河源〔"Variable Very-High-Energy Gamma-Ray Emission from the Microquasar LS I +61 303", MAGIC collaboration, Science, 312, no. 5781 (2006) 1771〕〔"Very High Energy Gamma-ray Radiation from the Stellar-mass Black Hole Cygnus X-1", MAGIC collaboration, Ap. J. 665 (2007) L51〕 *EGRETやフェルミガンマ線宇宙望遠鏡で同定されなかった天体 *ガンマ線バースト *暗黒物質の対消滅 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「MAGIC (望遠鏡)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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